南 新也 展 imagination Memory
2017年11月14日
(火)
~2017年11月19日
(日)
11:00
~ 19:00
(最終日 ~18:00)
- 場所:アートスペース虹
-
〒605-0041
京都市東山区三条通神宮道東入ル東町247
-
Tel:075-761-9238
Fax:075-761-9238
http://www.art-space-niji.com/index.html
彫刻コース1期生の南新也さんの個展が、蹴上のART SPACE 虹さんで始まります
南さんのコメント:
「具体的なモノ(物・者)にはそれぞれそのものの持つ名前の意味とそのものの持つ意味内容とがあります。
モノはそのままでは材料や道具等としてしか意味を持ちませんが、美術作品のように作品としてモノが扱われる時、そのモノに鑑賞構造を与えたり、言葉や意味、価値をを与えたりすることで新たな価値や概念を提示し作品として成立させることができます。
つくるという言葉を日本語に置き換えると、作る、造る、創るという言葉が当てはまりますが、商品をつくる製作や作品をつくる制作、政治の政策、子孫などの生命をつくるセイサクなど全てにおいてつくるという言葉であり、人間の営みや記憶、体験をつくるコトだと思います。芸術作品をつくるということは作意であって作為ではありません。
また、つくるということは決してプラスだけではなくマイナスの行為でもあります。
なぜならつくるという行為は何かを生み出すことと同時に何かを失ったり無くしたりすことでもあり、私達が何かをつくるという行為は何かにつくり変えたり同時に何かの方法で記憶に残したりするという行為でもあるからです。
そして、つくるということは基本的に一人、一つでは出来ないことで(例外はありますが)、何かをつくるための対象や支持体が在ることで新しいモノがつくられコトを生じさせます。
つまり、出会いや複雑な繋がりを通してコトが生じモノが作られて、そこから新たに新しいモノやコトが生み出されたり開発されたり発明されたりして行くのだと思います。それは命のやり取りをするようなコトであり、つくるという行為は同時に何かを拡散したり打ち消したりして、なんらかの方法で「のこしていく」という行為でもあると思います。」
(ギャラリーHPより)
2017年11月 7日 00:00