「金澤 一水 展 ―惑星交響曲―」によせてもらました:藤澤
2016年11月22日
(火)
~2016年11月27日
(日)
12:00~
19:00
(最終日 ~18:00)
- 場所:ギャラリー恵風 1F/2F
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〒606-8392
京都市左京区丸太町通東大路東入ル南側
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Tel:075-771-1011
Fax:075-771-0358
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11/22(火)に金澤一水先生の個展によせてもらいました
今展では太陽系をモチーフとされており、その星々を仏教の教え・ギリシャ神話・天文学など様々な角度から捉えて、人型(首像)として制作されています。
その姿は、神であり、異形の存在であり、私たちが持っている記憶の奥で知覚出来る何かと繋がっています。作品それぞれの個性は、星々の歴史であり、言い伝えであり、学術的な事実で、その豊かさから安堵と静寂の波が穏やかに心に打ち寄せます。
「人と人の繋がりが希薄なこのご時世、遥かな星々を想像(創造)することで、繋がることが出来るのではないか」という先生の言葉の後に会場を見渡すと、それぞれの作品への思いが強くなり、作品を見つめる視線は宇宙へと望み、その空間の中にいる自己と向き合っている様な、見守ってもらっている様な感覚を受けます。
個展初日ということもあり、幸いにも金澤先生が在廊されていたので、いろいろなお話しを聞かせて頂きました。作品について語られる先生は、私の在学当時と変わらずお元気そうで何よりです。
作品点数も多く、2フロアに及ぶ展示は圧巻です。
また、作品が生み出す影や、色彩・作品の背面などにも、金澤先生の「宇宙」が込められ、そして広がっています。
是非会場で、それぞれの「宇宙」を感じ、宇宙旅行へと旅立って下さい!
2016年11月24日