久我 真喜志 ーMAXIMUMー 展にて
「わたしの生まれた日」 楠 彩色 18×40×50 「迷いの森」 楠 彩色 85×50×50 「告げ行く人」 銀杏 彩色 22×8×5
- 場所:ギャラリーはねうさぎ ROOM4
久我真喜志さんの個展に行ってきました。
久我さんは、現在、立体造形3回生。主に人物をテーマに制作されており、幼い頃に出身の博多でNHKの朝の連ドラ「走らんか!」の収録を目にし、博多人形の世界に魅了されたのが彫刻を始めたきっかけだそうです。卒業後は博多人形の伝統を継ぐべく人形師になることが夢だと語ってくれました。「自分が彫刻が出来るのは、色々な人の後押しがあるおかげ。恩返しが出来るように頑張りたい。」と、作品からも人形の様式的な美しさとアートとしての現代性に加え、人間に誠実に向き合い、絆をとても大事にされている作者の内面が現れているように感じました。
2010年9月26日