2009年3月:最新の活動情報 - 彫刻アートリスト


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Takeuchi Gentaro Exhibition - 竹内玄太郎展

Takeuchi Gentaro Exhibition - 竹内玄太郎展

卒業生・展覧会情報

2009年3月20日 (金) ~2009年4月12日 (日)
11:00~ 20:00

場所:リスン京都
〒600-8411

京都市下京区烏丸四条 COCON

Tel:075-353-6466
Fax:075-353-6467

4期生の竹内玄太郎さんの個展です。

この春、陶芸作家の竹内玄太郎さんの器がリスンに並びます。
開きはじめたつぼみのような ひらりと空を舞う花びらのような
優しい形を春風が運ぶ柔らかな香りと共にお楽しみ下さい。

2009年3月20日

渡邊泰成さんのスペイン留学レポート ④

渡邊泰成さんのスペイン留学レポート ④

卒業生・展覧会情報


2005年卒業生の渡邊泰成さんのスペイン留学レポート4

留学のアドバイス

僕は最初留学斡旋会社に、いろいろお願いして手続きを代行してもらったのですが、後から考えたら結構高い金額のアパートを斡旋させられてたりと、しょうもないことがたくさんありました。だから斡旋会社に頼んだりする方は全部鵜呑みにするんじゃなくて、現地の人にも話きいたりしたほうがいいと思います。

留学して何を学んだか

単純にスペインと日本では大きく違います。気候も違う、文化も違う,歴史も違う。だからそこに住む人間も違ってくるのは当たり前です。アーティストだって一人の人間。第一に環境があり生きている。環境が人間を作っていくのです。だから日本で生活していれば、日本人ぽいもの、違う場所で住めばその場所にあったものが生まれてくるのだなあと思います。だから僕も変わって来ているなあと感じます。作品の善し悪しは分かりませんが、気持ち的には日本にいた時より自由を持てています。日本にいたとき僕は『芸術とは何か?』とか『本当に美しいものは何か?』とか真剣に考えて凄く悩んだ時がありました。そして何を作っていいか分からなくなりました。
今は学生時代からもう4年経ったというのもあるかもしれませんが、今の気持ちは『まずはやりたい事を全部やろう』という感じです。そして『怒られたら謝ろう』と思っています。完全に日本にいたときより不真面目になりました。

後学んだ事は、何よりも人間のつながりの大切さです。こっちの人達はまずは家族や恋人の関係をすごく大切にします。それは現代社会がすこしずつ忘れていきかけているものだと思います。でもこれは僕たち人間が生きて行く上で一番大事な事。それが第一にあるのとないのでは、変わってくるでしょう。

また、僕はチベット人の友達がいるのですが、彼らはもう10年前くらいにチベットから亡命しネパールへ行きインド、そしてヨーロッパの色んな国を周りスペインに辿り着いたそうです。その話を聞いた時、僕は愕然としました。
僕が大学に入学して浮かれていた時に,彼らはヒマラヤ山脈を中国兵に見つからないように隠れながら逃げていたのです。そして今でもチベットでは仲間達への拷問や寺院の破壊が続き、文化の崩壊の危機に面しているのです。日本とチベット、同じアジアの国でそこまで状況は違うのです。
そこで僕が学んだ事は、日本で生まれた事に感謝しないとなあ,という事です。本当にこの状況は素晴らしいです。こんなに裕福な国は世界に200以上の国があって20もないから。世界中のほとんどの人達は、やりたい事をやって生きるなんてできないのです、美術なんてやりたくてもやれない。日本に生まれたということは、宝くじにあたったようなモノです。
だから、単純な事ですが、僕は今普通に生活できて、バルセロナで美術がやれているという事に、本当に感謝しなければいけないと思いました。本当の意味で『感謝する』という事をここで学んだと思います。

2009年3月17日

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